2025年、フランスでビールの消費量がワインを初めて上回りました。逆転の理由と、ドイツのビールが美味しい秘密「ビール純粋令」など雑学を交えて解説していきます!
フランスでビールがワインを初逆転!ドイツの純粋令を解説
フランスで、ビールの消費量が史上初めてワインを上回った!? ワインの国で何が起きているのでしょうか?
日本でも2026年10月1日にビールの酒税が下がり、「ビールが安くなった」と話題になってましたよね。この記事では、フランスで起きた逆転劇の理由と、ビールの本場ドイツの雑学を、乾杯のお供になる話としてまとめました。『プロースト!!!』(乾杯!!!)
この記事で分かること
- フランスでビールとワインが逆転した数字と理由!
- ドイツのビールが「美味しい」と言われる本当の理由!
- 飲める年齢による差!
⚪︎日本でも10月からビールが安くなった
前の記事でも書きましたが、、2026年10月1日から、ビール・発泡酒・第3のビールなどの酒税が350ml換算で54.25円に一本化されました。
日本は「ビールが主役に戻る」タイミングですが、海外ではまったく逆の方向に、ワイン大国でビールが主役に躍り出ていた。
⚪︎フランスでビールがワインを初めて上回った
数字で見る「歴史的逆転」
2025年のフランスのワイン消費量は、統計上初めてビールを下回った。国際ブドウ・ワイン機構(OIV)の報告されている数字ではワインが約2,200万ヘクトリットル、ビールが約2,210万ヘクトリットル。差はごくわずかですが逆転現象が「ワインの国」で起こった。
フランスでは、長期的なワイン消費の減少が続いています。報道によれば1995年に約3,500万ヘクトリットルあったワイン消費は、30年で約37%減った。
なお、これはあくまで飲んだ量(容量)の比較で、アルコール度数の高いワインとビールを、純アルコール量で比べた話ではない点は押さえましょう!
なぜ逆転したのか? 〜3つの理由〜
① 食前酒(アペロ)の選択肢が増えた
夕食前にお酒を楽しむ「アペロ」という習慣がフランスではあり、カクテルや低アルコール飲料の人気が高まり、選択肢が多様化していると報じられています。日本の居酒屋の「とりあえず生」が「ジンジャーエールで」に変わっているようなものですね(笑)
② ワインは「選ぶのが難しい」
産地や品種など種類の複雑さが、若者をワインから遠ざけているという見方があり、ビールは気軽に頼めて、ハードルが低い。
③ 健康志向と手ごろさ
若い人の健康意識の高まりでアルコール度数の低いビールを選ぶ人が増えたこと、ノンアルコールもあること、価格が手ごろでスポーツ観戦に欠かせないことが理由に挙げられています。
※日本でも若い子のお酒離れもあるから時代ですね。
⚪︎ワインはもう終わり?
伝統もあり、食事に合わせるお酒として。毎日の食卓にワインを置く感覚が若い世代で薄れたという指摘はあるけど、フランスには料理とワインを合わせて楽しむ文化が強く「マリアージュ」「ペアリング」という言葉もあるので日常の一杯はビールに、特別な食事の一本はワインを。という感覚はまだビールと比べるとワインの方が体感で強い気がします。
【雑学】ドイツのビールはなぜ美味しい?「ビール純粋令」の秘密
フランスのビールを調べていたら、やっぱり気になるのがお隣のドイツ。ビールの本場といえばドイツ!その美味しさを支える法律があります。それは「ビール純粋令」。
⚪︎ビール純粋令とは?
1516年、バイエルン公ヴィルヘルム4世がインゴルシュタットで定めた法令で、ビールの原料を水・大麦(麦芽)・ホップだけに限るというルール。当時は酵母の存在が知られておらず、のちに酵母も認められるようになり、品質の低いビールや、原料の小麦をめぐる争いを防ぐ狙いがあったとされます。
500年以上たった今でも、ドイツの多くのブルワリーは「純粋令に則って造っている」ことを誇りを持っています。純粋令だけが「美味しさ」の理由ではない……とされています!
ここは少しだけ補足を(笑)純粋令は品質の土台ですが、ドイツのビールが美味しく飲まれる理由は、それだけではありません。
- ブルワリーの数が多い: ドイツには1,500前後の醸造所があり、地元の味が根づいている
- 鮮度の良さ: 地元で造って地元で飲む文化で、できたてに近い状態で楽しめる
- 飲み方の文化: ビアガーデンやビアホールで、ソーセージやプレッツェルと合わせて飲む習慣がある
また、純粋令はドイツの誇りの伝統という感じですが、ベルギーのように素晴らしいビールを造る国もあるからです。この法律が良いというより、「守るべき品質基準」と「飲む文化」の両方が揃っているのがドイツの強みと言えそうですね。
⚪︎法的飲酒年齢
ドイツではビールやワインといった醸造酒は16歳から飲めるそう。あと、購入も可能なので、ウイスキーといった蒸留酒は18歳からと段階があるんだとか。日本と比べてお酒に対しては寛大ですね!
※保護者同伴などといった条件もあるそうですが。
本場の雰囲気に近づくコツは次の3つです。
- ドイツビールはヴァイツェン・ピルスナー・ドゥンケルなど、タイプを飲み比べ
- ソーセージやプレッツェルを合わせる
- 乾杯は「プロースト!」と声を出す
まとめ
- フランスでは2025年、ビールの消費量が初めてワインを上回った(容量ベース)。背景は、アペロの多様化・ワイン選びの難しさ・健康志向と手ごろさ
- ドイツのビールの美味しさは、純粋令に加えて、地元で造って飲む文化も支えている
- 若いうちから美味しいビールを家族と合法に飲める。 ワイン大国でビールが主役になる時代、日本でもビールが少し安くなったこの機会に、いつものビールにドイツビールを加えてみてはいかがでしょうか🎵
でも、僕はチェコの「ピルスナーウルケル」というビールが好きですが!

